ネットで商品やサービスを販売している業者は、ブログのユーザーをあまり重視しません。
なぜなら、ブログで情報を探している人は、お金を払う支払い準備のできていない見込み客でないことが多いからです。
マーケティングコラムのお客のタイプで話しましたが、私たちが相手をするのは、支払い準備のできている見込み客です。
支払い準備のできていないクレクレタコラを相手にしてはいけません。
例えば、ヤフーでプリンを探している人とヤフーブログでプリンを探している人なら、 どちらが支払い準備ができている見込み客だと思いますか。
ケースバイケースでしょうが、支払い準備ができているのは、ヤフーブログのユーザーよりヤフーで検索している人の方でしょう。
そもそもブログは、話を読むだけ、何かの情報を知りたいだけの気持ちで見ますので、支払い準備はできていません。
ですから、ネットで商品やサービスを販売している業者は、ブログよりホームページに力を入れます。
しかし、ヤフーやグーグルで検索していて、開いたらたまたまブログということもあります。
ですから、ヤフーやグーグルの検索結果に表示されるようなブログなら、 ホームページへ誘導するひとつのチャネルとして利用します。
ブログとは違いますが、弁護士の比較サイトの利用者はどちらでしょうか。
そのサイトの特徴にもよりますが、クレクレタコラタイプが多いように思います。
サービス系の比較サイトを見ると、契約しようとする利用者より無料相談者ばかりで、 その内容も法律相談というよりお悩み相談が多く見られます。
サイト運営会社はそれでも多くのアクセス数があれば、それだけ広告収入が増えるのでいいですが、 クレクレタコラの無料のお悩み相談に付き合わされる弁護士は大変です。
ですから私は、クレクレタコラのお悩み相談に付き合っていたら時間がもったいないですので、 弁護士が比較サイトに登録するのはお勧めしていません。
話を戻します。
ヤフーやグーグルの検索結果に表示されるようなブログは、 ホームページへ誘導するチャネルとして利用しますということですが、
正直、ブログからホームページへの誘導は極めて難しいです。
記事の中に、ホームページへ誘導するようなリンクをつけると、 文章のつながりが悪くなります。
それと記事にリンクばかりつけていると、ブログそのものが 検索されなくなってしまう危険性もあります。
ですから、ブログの場合、記事中に自社サイトのリンクを張るのは、数回に一回にします。
その代わり、ブログの構成を少し工夫します。
このやり方は極めて常識的な方法ですが、知っていても誰も教えてくれません。
誰も教えないということ自体、価値があると私は思っています。
では、その方法をお教えします。
今回の説明のためブログを作りました。
あなたのブログにも活用してください。
下記のブログを見てください。
弁護士の独立・営業のブログ
もうわかりましたか。
このようにしておくと、どの記事が検索に引っかかっても、 スクロールしないで見えるエリアに、ホームページへ誘導するリンクが表示されます。
記事にリンクを張ると、その記事が検索されない限り、自社サイトへの誘導は難しくなります。
しかしこの方法なら、そのことを心配する必要はありません。
ブログからホームページへの誘導は難しいですが、 これでもやらないよりはやったほうがよいです。
ぜひ活用してください。
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