※実施期間:2011-09-03~2011-10-02、携帯・スマホ会員に対するインターネット調査
1.弁護士に相談したいと思ったことがあり、実際に相談した人は3分の1
2.相談しなかった理由の最大は、費用がいくらかかるかわからなかったから
(重複回答あり)
費用がいくらかかるかわからなかったから 943
費用が高いと思ったから 836
どの法律事務所に頼めばよいかわからなかったから 587
敷居が高かったから 577
こんなことで相談してよいか判断できなかったから 532
相談したら契約しなければならないと思ったから 421
どんな弁護士かわからなかったから 396
法律事務所を探すのがめんどくさくなったから 228
相談しても解決しないと思ったから 122
3.弁護士のホームページにあればよいと思うものは、弁護士費用の料金表
上記1から3のアンケート結果でわかるように、一般市民が弁護士を利用する際に最も不安に思う点は「弁護士費用について」です。 また一般市民が弁護士のホームページに求めているものも「弁護士費用」です。
ですから、弁護士マーケティング研究会では、相談者の目線に立ち、 弁護士のホームページにおいては弁護士費用を明記することを強く勧めています。
弁護士費用を明確化しろといっても確かに事案によって弁護士費用は異なります。 また「費用を明確化すれば、ネットの時代では低価格競争に拍車がかかる」と考えられる方も多くいると思います。
しかし、弁護士マーケティング研究会では、費用の明確化は決して弁護士費用の価格競争を加速させるものではないと考えています。
現実、以前の報酬規定よりも高い着手金、報酬金を掲げて、成功している法律事務所もあります。
問題は、費用を明確にせず、利用者の不安を高め、相談しにくくするで、 弁護士費用を明確化することは、弁護士が利用者にとって相談しやすい存在になるために不可欠と考えています。
そうすればもっと相談しやすくなり、相談したいと思ってもわずか3人に1人しか相談しないというようなことはなくなると思います。
ぜひ、ホームページには弁護士費用を明確に記載し、利用者の不安を少しでも和らげるようにしてください。