前回は、お客が最も引かれるキャッチコピーについての話をしました。

弁護士業界の場合、今まで様々なキャッチコピーが作られてきましたが、最終的に「〇〇に強い弁護士」というキャッチコピーが効果的なことは今では覆しようのない事実となっています。

さて、今回は、お客の目を引いた後にしなければならない広告の鉄則についてお話しします。

それは『お客に行動を促す』ということです。

法律事務所の場合は、お問い合わせをしてくださいね。またはご相談してくださいね。と行動を促すことになります。

この行動を動かす効果的な文章も、法律事務所・弁護士の場合、定型化しつつあります。

お問い合わせはこちら

法律事務所のホームページでよく見るお問い合わせを促す文章は「お問い合わせはこちら」ではないでしょうか。

ただ「お問い合わせはこちら」という表現は多少問題があります。

私たちのようにネットを使い慣れていれば、「お問い合わせはこちら」というリンクをクリックすればよい、とすぐわかりますが、どんな年代の人がホームページを見るかわかりません。

ですから「お問い合わせはここをクリック」「お問い合わせは下記の電話番号まで」の方が、より具体的ですのでよいと思います。

それと「お問い合わせ」という表現のほかに「ご相談は」という表現もあります。

同じようなものですが、相談したい人にとっては「ご相談は」の方がよいでしょう。

微妙な言葉の使い方になりますが、「お問い合わせ」よりは「相談」の方がより具体的です。

さらに無料をつけて「無料相談」とすると、お客の背中を押す効果があります。

前回のキャッチコピーと組み合わせると以下のような感じなります。

離婚に強い弁護士、無料相談はこちらから

どうですか、相談したくなりませんか?

グーグルの広告のタイトルは15文字x2文ですから、上記の文章を文字数いっぱいまでアレンジすると、

例えば、
秋田の弁護士であれば「離婚に強い秋田の弁護士なら - 相談は無料、今すぐお電話を」
不倫慰謝料を加えたい場合は「離婚・不倫請求に強い弁護士 - 女性専門無料相談実施中」
などアレンジ可能です。

最初の15文字でお客の目を引き、次の15文字で行動を促す。

こんな感じです。

ただしネット広告の場合、広告をクリックした先はホームページですので、そこでは早めに行動を起こしたくなる仕組みが必要です。

さてここまでで、ネット広告の半分の説明は終了です。

グーグルの広告は、タイトル「15文字X2文」、と説明文「40文字X1文」になりますので、次回は残りの説明文の40文字についてのお話をします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

よろしければ下記のフェイスブックの「いいね!」をよろしくお願いします。