弁護士会の法律相談を紹介するページの検索順位を調べましたのでご報告します。
実はゴールデンウィーク明けに、グーグルの検索結果表示のアルゴリズムが大きく変更されました。
簡単にいうと、今まで以上に弁護士会のサイトが高く評価されるようになりました。
そこで、その変化を客観的に知るために「〇〇 弁護士 相談」で弁護士会のサイトが何番目に表示されるかという調査を行ったのです。
※1.調査日:2020年6月8日
※2.調査方法:〇〇弁護士会、〇〇県弁護士会の場合、「〇〇 弁護士 相談」とグーグルで検索し、弁護士会のページが何番目に表示されるか、また、上位10番以内に弁護士会のページが何ページ表示されているかを調べました。
※3.東京は、東京という地名で検索したときに、東京三弁護士会のいずれかのサイトが表示された結果を表しています。
※4.仙台弁護士会、金沢弁護士会に関しましては、県名と異なりますので、県名でも「宮城 弁護士 相談」「石川 弁護士 相談」と検索し調べました。
弁護士会の検索順位とページ数一覧
※検索する場所や環境などによって順位は変動することがあります。よって下記の結果は絶対ではありませんので、ご了承ください。
※1位に表示されなかった箇所のみ赤文字で表示しています。
ほとんどの弁護士会のページは、検索順位1位ですが、8つの弁護士会のみ1位では表示されませんでした。
しかし、42の弁護士会が1位ということは「〇〇 弁護士 相談」という検索ワードに関して、弁護士会のサイトはグーグルに高く評価されていることがわかります。
私は弁護士会のページが検索結果の上位に来ることはよいことだと思っています。
その理由は、弁護士会のページが上位に来るのであれば、アフィリエイターや弁護士紹介サイトなど、実質的に弁護士紹介で金儲けしている人たちを抑え込むことができるからです。
ということで、ゴールデンウイーク明けに行われたグーグルのアルゴリズムの変更はよかったと考えています。
以下は、検索順位の一覧表です。
弁護士会名 | 順位 | ページ数 |
---|---|---|
札幌 | 1位 | 2ページ |
函館 | 1位 | 3ページ |
旭川 | 2位 | 2ページ |
釧路 | 1位 | 2ページ |
仙台 | 1位 | 2ページ |
福島 | 3位 | 2ページ |
山形 | 1位 | 2ページ |
岩手 | 1位 | 2ページ |
秋田 | 1位 | 4ページ |
青森 | 1位 | 2ページ |
東京 | 1位 | 6ページ |
神奈川 | 1位 | 3ページ |
埼玉 | 1位 | 3ページ |
千葉 | 1位 | 3ページ |
茨城 | 1位 | 2ページ |
栃木 | 1位 | 4ページ |
群馬 | 1位 | 2ページ |
静岡 | 1位 | 2ページ |
山梨 | 1位 | 3ページ |
長野 | 1位 | 2ページ |
新潟 | 1位 | 2ページ |
愛知 | 2位 | 3ページ |
三重 | 1位 | 4ページ |
岐阜 | 1位 | 2ページ |
福井 | 1位 | 4ページ |
金沢 | 1位 | 5ページ |
富山 | 1位 | 2ページ |
大阪 | 1位 | 2ページ |
京都 | 1位 | 1ページ |
兵庫 | 1位 | 2ページ |
奈良 | 1位 | 2ページ |
滋賀 | 1位 | 4ページ |
和歌山 | 1位 | 3ページ |
広島 | 1位 | 2ページ |
山口 | 3位 | 2ページ |
岡山 | 1位 | 2ページ |
鳥取 | 2位 | 1ページ |
島根 | 1位 | 3ページ |
香川 | 2位 | 2ページ |
徳島 | 2位 | 2ページ |
高知 | 1位 | 4ページ |
愛媛 | 1位 | 2ページ |
福岡 | 1位 | 1ページ |
佐賀 | 1位 | 2ページ |
長崎 | 1位 | 2ページ |
大分 | 2位 | 2ページ |
熊本 | 1位 | 2ページ |
鹿児島 | 1位 | 4ページ |
宮崎 | 1位 | 2ページ |
沖縄 | 1位 | 2ページ |
県名別
仙台弁護士会は「仙台 弁護士 相談」では1位ですが「宮城 弁護士 相談」では4位となってしまいます。
金沢弁護士会も「金沢 弁護士 相談」では1位ですが「石川 弁護士 相談」では2位となってしまいます。
このことから、グーグルの検索は結果は、弁護士会の名前により左右されることがわかります。
つまり、仙台や金沢のような表記だと、相談に関しては、市では1位になれても県では1位になれないということです。
県名 | 順位 | ページ数 |
---|---|---|
宮城 | 4位 | 2ページ |
石川 | 2位 | 2ページ |
以上が私が調べた結果です。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
フェイスブックページの「弁護士マーケティング研究会」を開いて、いいねとフォローをしていただければ、最新情報が入手できます。
今後とも弁護士マーケティング研究会をよろしくお願いいたします。